鉄骨造の賃貸アパートのデメリット

木造アパートよりも家賃が高くなりがち

鉄骨造の賃貸アパートのデメリットとしてまず挙げられているのが、家賃です。賃貸アパートの家賃は比較的安い傾向があるのですが、木造アパートと比較すると鉄骨造のアパートはやや家賃が高くなる傾向がみられます。もちろん鉄骨造の賃貸アパートでも、木造アパートより安いところはあります。ただその場合は築年数や立地の面で不便が生じてしまう可能性があるため、築年数や立地の良いところとなるとどうしても家賃が高くなってしまうようです。 このような点から、賃貸アパートはできる限り家賃の安いところがいいと考えている人にとって、木造アパートと比較するとどうしても鉄骨造の賃貸アパートの家賃はネックとなりやすい傾向が見られます。

通気性や断熱性の低さもデメリット

また鉄骨造の賃貸アパートのデメリットとして、通気性や断熱性の低さも問題となります。木造アパートと比較すると鉄骨造のアパートは通気性が低く湿度の調整が難しい部分があり、結露やカビが発生しやすい傾向があるようです。そのため対策として調湿効果の高い材質のものを壁などに利用しているところも多いので、結露やカビが気になる場合は壁などの材質をチェックする必要があります。また鉄骨造は熱を伝道しやすいという特徴を持っていることから、夏は暑くて冬は寒いという環境になりがちです。断熱性が低いという部分も重なって、どうしても冷暖房設備の費用がかさみやすい部分が出てきます。 特に1階は寒さが伝わりやすいので、気になる場合は2階以上の物件から探すことが推奨されています。